まだ箱は開けていませんが。

海外在住の兄弟の為、RD-H1SoftEtherでアクセスできるようセットアップ
向こうではVirtualRDを使ってもらうが、将来的には対地にもRDを1台置く予定


とりあえず余ってるWin2000のノートにSoftEtherVPN V2βServerをインストール
このバージョンからはDHCPとNATの機能もあるが、なるべく負荷を減らすため
ブロードバンドルータDHCP範囲から割当てることとする。
また自前のブリッジ機能を持つため、XP/W2K3でなくても可
DynamicDNSを使用する。ブロードバンドルータでサポートしていると楽ができる


(以下、値は参考値)
192.168.1.1/24 ブロードバンドルータ
192.168.1.2/24 Win2000ノート(鯖)
192.168.1.3/24 RD-H1
192.168.1.10-15/24 クライアント用DHCPプール


下準備
ブロードバンドルータのポートを鯖に転送

  • 443/8888等任意 -> 192.168.1.2

※ついでにTCP/UDPの135,137-139,445が空いてたらフィルタ


DHCP配布アドレスの設定

RD-H1のアドレスを設定



●SoftEtherVPNServerをインストール
WinPcapのインストールを聞いてくる場合があるのでそのまま進む
VPNサーバの設定

  • サービスモードで常に立ち上がるようにする
  • 新しい接続を作成
    • 適当な名前
    • localhost
    • 443(または任意のポート)
    • 直接TCP/IP接続
    • サーバー管理モード



VPNサーバ"localhost"の管理画面
既にDEFAULTのハブがあるが名前が変えられない様なので新規作成

  • 仮想HUBの作成
    • 適当な名前
    • パスワード設定
    • オンライン



仮想HUBの管理

  • ユーザ作成
    • 新規ユーザ、とりあえずユーザ名・パスワードの設定のみでOK



ローカルブリッジ設定
※!!!セキュリティには気を付けましょう!!!

  • 先程作成した仮想HUBと実LANカードを選択して作成



以上でサーバ側は終了
標準では443/8888/992で受けている




●SoftEtherVPNclientのインストール
仮想LANカードの作成を聞いてくるのでそのまま進む
実験用のsoftether.comが既にあるので、ここで一度試してみる。


新しい接続の作成

  • 適当な名前
  • ホスト名はDynamicDNS(またはルータのWAN側アドレス)
  • ポートは443/888など任意
  • 先程作成した仮想HUB名


  • 標準パスワード認証
  • 先程仮想HUBに登録しておいたユーザ名・パスワード



これで対地のPCもめでたくLANにはいれ、RDを騙すことができます(w
なんか接続出来ない...orzと思ったらZoneAlarmが邪魔してましたヽ(`Д´)ノ
構成をまとめるとこんな感じです

 1.3               1.1                          x.x                x.x
RD-H1 -- 物理HUB -- BBrouter ---- Internet ---- BBrouter -- 物理HUB -- PC
          |                                                            |
  1.2     |                                                            |
 W2K  -----                                                            |
 |(ブリッジ)                                                         |
仮想HUB・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仮想LAN
                                                                   1.10



気になったのは対地のLANが同じアドレスレンジ(192.168.1.0/24)を使ってた場合
内蔵のSecureNATを使えば解決なのか。
今回は自分のLANのアドレスを(他と重ならなさそうなレンジに)振り替え